開業社労士の仕事の実際

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社会保険労務士として開業したら、いったいどんなことをして、
どんな毎日が待っているのでしょうか?

ここでは、社労士として開業して12年になる私が、
自分や他の社労士の方の「仕事の内容のほんとのところ」
について、お話していきます。

開業社労士の仕事の実際

これから、開業社労士がどのような仕事をして、
どのような毎日を送っているかをご参考までにお話します。

まずは、「どのような仕事をしているか」ということで、
仕事の内容についてお話します。

当然、独立開業当初は、自営業ということで、
一通り自分でほとんどすべてをやるケースが多いかと思います。

なので、ここでは、人を雇わずに何から何まで自分でやる場合の
一般の社労士(企業と顧問契約を結んで手続きをするスタイル)
の仕事の内容について、箇条書きであげていきたいなと思います。

(営業活動は別のトピックで詳細にお話するため、今回は省略します。)

◆顧客サービスの仕事
1、顧客の社会保険労務の手続き業務
(調査への対応を含む)
2、顧客への報告書・各種書類作成業務
(社会保険料など各種報告事項や賃金台帳や
労働条件通知書などの書類を作成)
3、各種提案業務
(助成金や制度導入の提案書を作ったり、実際に提案したりします。)
4、給与計算
(給与計算をやっている社労士の場合)
5、相談・コンサル業務
6、情報提供
7、顧客の問題解決や経営のサポート
(紹介、問題解決代行、文書作成、情報収集など)
8、行政や各団体へのサービス
講師・講演・執筆・相談員・事務職・各種行政協力など

◆事務所運営のための作業
経理・総務・税務・会計・事務所のしくみ作りと運営・
教育訓練・対外折衝

◆その他・雑務
研修・会のお世話・商工団体に出席・顧客、他士業や業者との
付き合い・お中元・お歳暮・年賀状等
事務所の整理、整頓、掃除等

開業社労士の仕事の内容は、人それぞれではありますが、
以上、ざーっと平均的な社労士の仕事を書かせていただきました。

また、わかりにくい部分もあろうかと思いますので、
この「社労士開業のヒント」で、具体的に突っ込んで
解説していきたく思います。
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社労士開業のヒント11 実務能力は必要か