社労士開業日記 オンリーワン 251216
よく経営の勉強をしていると、お客様にとってのオンリーワンになれ、と言います。
差別化という言葉もよく使われますよね。
社会保険労務士の方からもときどきこれらの
言葉を聞くので、大切な概念として一般化しているのでしょう。
個人的に、どちらの言葉もそれほど重要だとは
思っていないのですが、今日はそこのあたりの話を
していきたいなと思います。
思うに、そもそもオンリーワンを目指さなくても、
「元々特別なオンリーワン」と何かの歌にあるように、
一生懸命やっていれば、自然と自分とお客様にとって、
ちょうどいい塩梅のスタイルになっていくのではと思います。
ここで言う、「一生懸命にやる」とは、誰かのやり方を
マネするにせよ、オリジナルな戦略を考えるにせよ、
どちらでもいいのですが、いずれにせよ、自分なりになって
いくと思うのです。
差別化というのも概念としては良いのですが、
単に「差別化すれば選ばれる」みたいに、安直に
なりがちなので、好きではないのかもしれません。
オンリーワンにせよ、差別化にせよ、いずれも、
一生懸命お客様に向き合って考え、悩み抜き、
自分の強みやリソースのすべてを出しきって試行
錯誤していった結果、自分とお客様の間に育ち、
やっとの思いで実った「果実」だと思うのです。
「オンリーワンがいいって言ったからオンリーワン
のポジショニングを目指してみました」というのも
否定はしませんが、個人的には、自分とお客様
の間に生まれるもの、例えば、「お客様に選ばれる理由」
を掘り下げていった結果のオンリーワンなら、とても自然で
本質的なような気がします。
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