社労士開業日記 大事なこと「真摯さ」 251014

社労士開業日記社会保険労務士, 開業

今、二人の新人職員の方と仕事をしています。
最初は、仕事を覚えていただくためにかなり丁寧に教えます。

いつも自分は上司として、リーダーとして
どうなのかを自問しています。

上司の資質の最も重要なことは「真摯さ」と故ドラッカー氏は
言っていますが、仕事は、お互い真摯でないといけないと思って
おります。

もちろん、模範は上司が見せないといけないということで、
上司が真摯さを持っていないと論外ですね。

では、真摯さとは何でしょうか?

私の解釈では、上司に関しては、組織や個々の目標や意図に
コミットメントをし、情熱と誠実さを原動力にしてその意図の方向に
彼らを導いていくということだと思っております。

ここで注目すべきは、真摯さを「資質」と言っていることです。

ドラッカー氏は、
「学ぶことのできない資質、習得することができず、もともと
持っていなければならない資質がある。
他から得ることができず、どうしても自ら身につけていなければ
ならない資質がある。才能ではなく真摯さである」(『現代の経営』)

他から得ることができない、ということは、
元々持っているか、自らが身につけるべく努力して
身につけるかどちらかということになります。

しかも、リーダー的資質など存在しないと言っている
ドラッカー氏は、もう一つ興味深いことを言っています。

リーダーが持つべき唯一の資質は、「真摯さ」であると。

彼がどのようにこの「真摯さ」という言葉にたどりついた
かはわかりませんが、今まで会ったたくさんの経営者の
顔を思い浮かべると、いい企業を作っている経営者は、
ほとんどが「真摯さ」という言葉がピッタリな方が多いように
思います。
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