社労士開業日記 給与台帳を見ていたら 250603
毎年6月〜7月は、労働保険の年度更新手続きと、
社会保険の算定基礎手続きで忙しいのですが、
今年はさらに忙しくなりそうです。
と言うのも、職員の退職、新教材の作成が重なって
いるからです。
今回は気合いで乗り切ります。
さて、先日、給与台帳を見ていたら、一人の
従業員さんの給与が明らかに低い・・・。
早速社長に聞くと、
「手荒れがひどすぎて仕事ができないので
休ませた」
とのこと。
こんなとき、まずは健康保険の傷病手当金か
労災の休業補償給付を疑います。
・休んでいる日に対して、医者が労務不能と判断して
くれるかどうか
・私傷病か否か
・保険はどうしたか?
・本人とやり取りしてもよいか
など、社長に聞いて、わからないところは本人に
話を聞きます。
このように、仕事は相手が言ってくれるとは限らないので、
給与や出勤簿等から、「あれ、この人何でこんなに休んでるんだ?」
と見抜かないといけません。
よく警察や探偵のドラマの、
「なんだか事件のにおいがする」
みたいな感じですね。
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