特定社会保険労務士は取るべきか

社会保険労務士 開業のヒント特定社会保険労務士

社会保険労務士試験に合格し、社会保険労務士登録を
したら、次は「特定社会保険労務士」が気になるかと思います。

特定社会保険労務士になるには、お金も時間もかかりますが、
果たしてその価値があるのかについてお話します。

特定社会保険労務士は取るべきか?

私が考える社労士の将来像は、次の2通りに分かれていくと
予想します。

一つは、法律系社会保険労務士。

もう一つは経営系社会保険労務士。

説明するまでもなく、
前者は法律知識を駆使して顧客の役に立つスタイル。

後者は、経営コンサルをして顧客に役に立つスタイルです。

特定社会保険労務士は、裁判外紛争解決手続制度に
則った代理業務に従事することを認められた社会保険労務士
という位置付けであるため、法律系社会保険労務士にとって、
特定社会保険労務士を取ることは必須と言えます。

また、経営系社会保険労務士でも、労使間トラブルの
解決や未然防止のために、特定社会保険労務士を取って
おくことによるメリットは大きいと言えるでしょう。

特に顧客から見ると、社会保険労務士と特定
社会保険労務士を比べたときに、イメージ上では、
特定社会保険労務士資格が上位資格に感じる
ので(注:実際は上位資格という位置付けではない)、
いずれにせよ取っただけのメリットがあると考えます。
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