社労士実務 手続きの勉強法

社会保険労務士 実務のポイント実務, 社会保険労務士

ここでは、実務能力を磨くための方法を
一つ一つ見ていきましょう。

まずは、社労士にとって、もっともベーシックな能力である
手続きの勉強法についてお話しましょう。

特に通常の顧問契約の場合、手続きができないと話に
なりませんので、手続きをしたことがない方は、特によく
お読みください。

1、手続き能力

社労士の方なら、研修等で書籍がもらえたり
購入したりしているかと思いますが、
手元に書籍がない場合、まずは行政の
資料をもらいに行きます。

(ある場合ももらってくることをお勧めします。)
一度、年金事務所、労働基準監督署、
ハローワークに行って、無料でもらえる資料を
もらってきましょう。

各行政に行くと、パンフレットがたくさん
あって、「無料でお取りください」というコーナーが
だいたいあるはずです。

そこで、パラパラ見て、手続きが載っているものを
取ってきましょう。

あと、必要に応じて実務書籍をそろえていく
ことをおすすめします。

ただし、注意点があります。

基本的に行政の資料や実務の書籍の多くは、知識が
断片的に書かれている場合がほとんどです。

例えば、社会保険の取得と雇用保険の
取得手続きについて、入社という一つの
ことがらに対して、バラバラに書いていたりします。

あるいは、入社手続きというテーマで書かれて
いても、「取得したら保険料をいつからどれだけ
天引きするかを事業主に教えましょう」などとは
書かれていません。

だから、一連の流れがわからなかったり、
一度に準備ができずに二度手間になったりと
いうことが起こってきます。

もちろん、失敗しながら学んでいくのも
いいですが、大事なのは学ぶときに
「実際のあなたがするべき仕事とリンク」させ
ながら学んでいくということです。

例えば、社会保険の取得届の給与額の記載に
ついて、

「なるほど、通勤手当も残業も含めた総支給の
見込み額で書くのか!そういえば雇用保険は
どうだったかな? じゃあ、入社時には給与の
どこまで聞いておいたらいいのかな?」

という具合に実際の仕事とリンクさせて
勉強していくと「実務に使える知識」になって
いきます。

学んでいるときに断片的に学ぶだけでは
実務では使えません。

このあたり「実務のための勉強」を意識して
取り組んでみてください。

あと、大事なのは、最初の段階や初めてする
ような手続きの場合、逐一資料を見ながら
書類を作成するということです。
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