社労士 顧客の囲い込みについて

社楽会 コーヒーブレイク営業, 囲い込み, 社会保険労務士, 開業, 顧客

最近思うことがあります。

それは顧客の「囲い込み」について。

私はこの言葉が嫌いです。

なんか「人」にフォーカスしていない気がするんです。

で、最近、ある企業の方が、社労士さんを変えたいのだけど変えられないと嘆いていました。

何でもその先生は特別なソフトを使っており、それがその企業のシステムの重要な部分を占めていて、ないとかなり困ることになるそうなのです。

だから、その人が嫌でも付き合わないといけない・・・。
ビミョーです。

あと、もう一つこんな話も聞いたことがあります。
こちらも同じような話。

ある企業が社労士に就業規則を作ってもらったと。
小さな会社なのですが、かなり立派な就業規則となったそうです。
本体以外の別規程もたくさんあるようで、すごいボリュームです。

数十万円かかったそうです。
もちろん、ほとんど誰も見てません(笑)

その後、たまたまその先生は顧問にならず、縁あって他の先生が顧問になったそうです。
すると、困ったことが起きていると。

すごいボリュームの就業規則を変えたくても変えられない・・・。
まあ手続き上は、「新旧対象表」で変更届を出せばいいのかもしれませんが、それも度重なると、何が原本やらわからなくなってくる・・・。

つぎはぎだらけのフランケンシュタインみたいな就業規則になってしまいます(怖)

当然、作ってもらった先生にデータをお願いしてももらえるわけもなく、結局、ゼロから作り直さないといけない・・・。

まあ、ノウハウの流出を防ぐという観点では、その社労士の先生が悪いとは言いませんが、個人的にはビミョーに感じてしまう・・・。

だって、お客様の立場に立つと、何十万かけて作った立派な就業規則をリペアするために、またゼロから入力しなおしたり、他の先生にお金出して作ってもらったりするのって、かわいそうだと思うからです。

もしかしてこれも囲い込み・・・?

まあ、真偽のほどはわかりませんが、顧客目線に立つとビミョーに感じるのは私だけでしょうか?

就業規則は企業のものであって、社労士のものではないと考えます。
いくら「ノウハウの流出が・・・」とか言っても、結局社労士の委託替えが起これば他の社労士に見られるわけで、保護する意味もないような気がするんですが・・・。

今日は私がビミョーと思う話でした。

どうもありがとうございました。
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