社労士の助成金営業の実際
助成金で営業する時代は終わった・・・。
そんなことがよく囁かれています。
が、私の見解はちょっと違います。
ここでは、ここ最近の助成金営業について
お話していきましょう。
社労士の助成金営業の実際
ちょっと前までは、雇い入れ時の助成金ということで、
若年者正規雇用化特別奨励金や
3年以内既卒者トライアル奨励金など
受給額が多く、該当しやすい助成金が多く、
社会保険労務士にとって、とてもお勧めしやすかった
のは事実です。
しかし、これらが廃止され、使える助成金の数も減り
受給額も下がっていっている昨今では、助成金に対する
需要は少なくなったのでしょうか?
ここで考えてほしいのですが、
もし使いやすい助成金の数も受給額も下がっているなら、
企業側からすると、そういった状況下でも助成金を提案
でき、難易度が高い助成金でも、受給にまで結びつけて
くれる社労士がいたら、その社労士にお金を払ってやって
ほしいとは思わないでしょうか?
つまり、
「難しくなったから、提案に価値が出る」
のです。
もちろん、そういう私自身も
「受給額の多い助成金が廃止されて残念ですね」
と経営者によく言われますが、
「だから、少ない受給額でもトータルで
活用していくことがこれからの戦略だと思うんです」
と言い、一つの助成金を狙うのではなく、
「トータルで活用する」
という提案をしています。
このように時代や状況に合わせて、発想を転換し、
顧客に何をもたらせば役に立てるのかを考えることで、
「すべての物が営業ツールになる」
と言えますので、世の中の悲観論に流されないで
ください。
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