社労士実務 助成金・奨励金の提案

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助成金は、お金がもらえるという性質から、
提案事項として営業に使う人が多いですが、最近では
額が多い助成金が減ったことから、
「助成金の時代は終わった」
とおっしゃる人も増えているようです。

が、個人的には「助成金の時代」とかうんぬんではなく、
助成金を活用することも含めて、トータルで「社労士に
頼んで良かった」となればいいのではと思っております。

今回、実務経験が少ない人が、助成金に携わる前に
押さえておくべき知識をお話します。

社労士実務 助成金・奨励金の提案

助成金・奨励金を顧客に提案するには、
最初から助成金・奨励金の説明をしないのが
ポイントです。

と言うのも、先に
「こんな助成金があるんですけど興味ないですか?」
と言ってしまうと、単に「売りたいがために言っている」ととられ、
興味があっても「興味ないです」と断られてしまうからです。

一番いいのは、話の流れでさりげなく助成金の話題に
なり、さりげなく助成金の提案をすることです。

そして、助成金の話が出たら、次の3つのポイントを意識して、
話を展開していきます。

1、スペック(要件)の話はしない
助成金には受給要件がありますが、いきなり
要件の説明をするのは、話が難しくなってしまい、
相手が面倒くさくなってしまいます。

2、受給要件のポイントを的確に聞いていく
まずは受給要件をすべて聞く必要はありません。
大雑把でもいいので、もらえそうかのポイントを
聞いていきます。

当然、各助成金のベーシックなポイントはあらかじめ
押さえておきましょう。

3、事例で話す
助成金は、事例で話すと顧客の興味を引きます。

「最近○○業界で結構使われていますよ」
「先日も○○業のお店で○○万円もらったんですよ」
「私のお客様の80%以上がこの助成金を使って頂いています」
このように「実際にこういう事例があるよ」ということでお話すると、
経営者には実に効果的で、こちらの話をしっかり聞いてくれる
確率が高まります。

以上、3つのポイントを意識してやってみてください。
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