社労士営業 事務所だより、ニューズレターを読んでもらう方法
さて、今日は「事務所だより」や「ニューズレター」を出していらっしゃる方に向けて、役立つ情報をお届けしようと思います。
(メールやFAXレターにも応用できますので、そういう方はエッセンスを吸収してみてください)
私は、教材内でニューズレターをお勧めしている関係で多くのニューズレターを拝見する機会があります。
また、顧客や経営勉強会の仲間のニューズレターが送られてきますので、実にたくさんの“現物”を見るのですが、9割方「読まれないだろうな」というものになってしまっています。
うーん。もったいない。
そこで今日は3つのことを改善するだけで、相手が読む確率をアップできる方法をお伝えしますね。
テク1 一ページ目の冒頭に最近の写真を掲載する。
あなたが入っている写真を掲載するだけで読む確率が上がります。
ポイントは毎回あなたが写っている「最近の写真」を掲載すること。
例えば、社労士仲間と花見に行ったのなら桜の下で楽しそうに飲んでる写真を撮ってもらいます。
これだけで、パーソナルな手紙感が出て、捨てられにくくなります。
また、人は自分のところに送られてきた書類を3秒程度で読むか読まないかをジャッジしますので、写真の画像情報は一瞬で興味を惹きつける確率を上げてくれます。
さらに、あなたの人柄をビジュアルで伝えることができるので、関係作りに役立ちます。
ただし、わざとらしい写真はウケを狙うため以外は危険ですのでご注意ください。
テク2 書き出しは近況報告から入り、自己開示をする。
できたら仕事の話だけでなく、パーソナルな話題が良いでしょう。
書き出しの最初は1の写真と連動していればより効果的です。
子供が生まれたとか、最近ハマっていることとか、学生時代のクラブのこととか。
読み手は忙しいので、考えさせないよう読みやすくわかりやすい文章で気軽に読めるものを書きましょう。
考えさせるような難しい記事は、読むのがめんどくさくなって次第に読まれなくなります。
自己開示の分量的には、全体がA4用紙4枚分なら、1ページほどがいいでしょう。
社労士の人が書くとどうしても自己開示の分量が少なってなってしまうので、思い切って増やしてみてください。
あと、書き出しは必要以上にかしこまらないようにしましょう。
× 拝啓 時下ますますご清祥のことと・・・
○ こんにちは! 穂浪です。まだまだ寒いですね。風邪などひいてませんか?
そう言えば最近あまりの寒さに・・・ってことがありました(苦笑)
ただし、書く人のパーソナリティや年齢的なこともありますので、そのあたりの塩梅は計算してくださいね。
テク3 挨拶の後の最初の方のページでは、こちらが教えたいことではなく、相手にとって興味あることを魅力的に書く。
仕事に関する記事の順番にはかなり気を使ってください。というのも、相手にとって興味ないことを最初の方で書くとそこから読まなくなるからです。
どうしてもあなたが伝えたい記事は、相手にとって興味がある記事の次にします。
その上で、タイトルを魅力的につけて、読みたくなるようにすると効果大です。
タイトル例1:
×今月の法改正情報(法改正情報を知りたい人はほとんどいません・・・)
○この先こう変わる!この春の法改正で会社が知っておくべき3つのこと
タイトル例2:
×10人以上の会社は就業規則の作成義務があります。
○誤解だらけの就業規則の真実とは?
ポイントは、相手のメリットや相手にとって関心がありそうなタイトルにすることです。
上記なら、「法改正」は社労士が興味があること。
「会社が知っておくべき3つのこと」は会社のメリット。
この違いは読む確率に直結しますので覚えておいてください。
以上の3つのテクを使うだけでも相手が読む確率をアップすることができるでしょう。
是非ともやってみてください!
それではどうもありがとうございました。
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