社労士試験に合格したらすべきこと

社会保険労務士 開業のヒント社会保険労務士, 開業

毎年11月は、社会保険労務士試験の合格発表の日です。
あれからもう10年以上・・・。
私は、当時、20代半ばで、社労士事務所で修行をしており、
2回目の受験でなんとか合格し、社会保険労務士と名乗れる
ことがとてもうれしかったことを覚えています。
さて、合格発表の日、あなたが合格していたら、それからいったい何をすべきか、
ことということで、あなたが開業をするという前提でお話したいなと思います。
もっとも、合格後の社会保険労務士の登録に必要な情報は、
全国社会保険労務士会連合会のサイト
熟読していただきたいのですが、ここでは、それ以外に「これをやった方がいいよ」
ということを申しあげたいなと思います。
まず、第一に、あなたの地域の社会保険労務士会に行ってください。
そこで、事務局長や職員さんに挨拶をします。
そして、登録や会費などの話や書類を受け取ったら、
「開業したら会長か支部長に挨拶に行きたいのですがよろしいでしょうか?」
と聞きます。
会長は遠方かもしれないのと、多忙であるので、支部長に挨拶に行くのが
現実的かと思います。
「でも穂浪さん、開業したらみんなライバルなのに、
何で同業者に挨拶なんてする必要があるんですか?」
と思われるかもしれませんね。
でも、何事も最初が肝心です。
「開業したらみんなライバル」とは、今のあなたが思っている
だけで、数年後には「挨拶しといて良かった」と思うときが来るでしょう。
で、これは、開業後の話になろうかと思いますが、
支部長(会長)に会ったときに聞くべきことは、
・今の社労士や社労士会の状況について
・これから開業するにあたって、注意すべき点について
・行政とのかかわり方について
・他に挨拶に行っておいた方がいい先生はいないか
などです。
支部長もたいていは多忙な方が多いですので、
時間を取って頂いたことに対して、くれぐれも丁重にお礼を
言い、菓子折りの一つも持参するくらいの気遣いを持ちましょう。
あと、支部長でも他の先生でも、開業したときに作るべき「印」に
ついて聞いておきましょう。大きさが決まっているものもありますので、
各社労士会でそういうのを教えてくれない場合、実務をやっている
先生に聞くのがもっとも近道です。
それ以外に合格後、すべきことは開業の準備です。
開業の準備については、次回以降、詳しくお話します。
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