社労士実務 給与計算能力

社会保険労務士 実務のポイント実務, 社会保険労務士

前回に引き続き実務能力を磨くための方法の3番目です。

3、給与計算能力

社会保険労務士事務所でやる仕事として、
給与計算をサービスの範囲に入れるかは、人それ
ぞれだと思いますが、給与計算ができるくらいの
能力は必要です。

しかし、実際に給与計算をやる機会はめったにないですので、
通常細かいところまではわからないと思います。

そのような場合、給与計算のやり方の書籍で
勉強するしかないわけですが、もし可能なら、
実際の賃金台帳や出勤簿等を入手して、実際に
どのように計算されているか?

また、それが
間違っていないかを検証する作業をしてみると
より一層わかってよいでしょう。

また、社会保険労務士でも、所得税や源泉徴収、
年末調整のしくみや手続きについてもわかっている
必要があります。

というのも、例えば、被扶養配偶者である人の
給与のことで相談があった場合、税金も含めて
アドバイスしないと片手落ちになるからです。

所得税や源泉徴収、年末調整のしくみは
知識として一通り学んでおくとよいでしょう。

もちろん、実際には税理士の範疇になるので、
業務としては制限がありますが、何よりも
相談を受けるときに必須の知識となります。

しくみだけはおさえておきましょう。
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