社労士 開業準備中の営業法 その2

社会保険労務士 営業のツボ社会保険労務士, 開業

前回の続き、開業準備中の社労士の方へのアドバイスの
「その2」です。

開業準備中の社労士の営業法 その2

前回、「開業前から営業は必要です」
ということで、私が、開業前でも、できるだけ早い段階で、
「経営者と話す機会を持ってください」
という理由の2つ目、3つ目をお話します。

2、経営者の考え方や困っていることを知るため
経営者があなたに仕事を頼むのは、大雑把に言うと、
「相手の願望を実現する」

「相手の困っていることを解決する」
から、ということになりますが、
そもそも、経営者の望むことや悩みがわからない
と、ズレた提案をしてしまうことになります。

世の中にはたくさんの経営者がいますので、
・一人一人違う考えや悩み
・経営者に共通する考えや悩み
のいずれも知っている方が有利に営業ができるわけです。

そして、もう一つ言うなら、それらを引き出すスキルがない人は、
一朝一夕ではできるようになりません。

だから、あなたが直接肌身でたくさんの経営者と接して、
それらを知っていくということを、極力早い段階ではじめた方がいいのです。

3、問題解決のリソースを手に入れるため
経営者というものは、サラリーマンと比べて、
実にさまざまな問題解決をしてきていると言えます。

だから、経営者と話をすることは、そういった
問題解決の事例や方法を集めるのにもっとも適しています。

知識、経験、やり方、情報、ノウハウはもちろん、
解決できる人、プロセス、失敗事例など、
もっとも効率的に「生きた知恵」をたくさん手に入れる
ことができるのは、「経営者との話」の他はない、という
のが私の個人的意見です。

もう一つ言うと、経営者もその分野の問題解決の
プロということになりますから、他の経営者に
「○○さんがその問題解決してくれますよ。
ご紹介しましょうか?」
と言えます。

人と人とを結びつけることができる
人材は、どこでも重宝されることでしょう。

が、結局そういう人材になるのは一朝一夕では
できないので、だから、「早い段階で」と申しあげる
次第です。
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